ナミナミ少女の日常

心の波が激しい女の子の日常。

マリさん

今日は洗濯物を回した。週一程度でまわしている。
回しているあいだにロビーでみなと図書館で借りてきた「蛇にピアス」を読んでいると、マリさんがきた。「ゆうかちゃん、あのさ」「はい、なんでしょう」「洗濯機の前にパンツ落ちてたんだけど」「えっ!?!?」わたしはびっくりして飛び上がった。まじか。いまは五時半だし、洗濯機を回し始めたのは4時ちょうどで、そうなると一時間半洗濯機の前にパンツを落としたままだったことになる。ちょー恥ずかしい、、、。「しかもパンツに茶色のついててさー、うんこぱんつなんだよね、うんこぱんつ」、、、うんこぱんつ?なんだそれは。とりあえず廊下を見に行かなければと走っていった。が、、、パンツらしきものは落ちていない。「ちょっとマリさん!!嘘つきましたね!!」「うふふ、ゆうかちゃんが慌ててるの見るの面白い」

またマリさんのいつものやつにひっかかってしまった。こういうところが少女は純粋なのかもしれない。でもこうやってマリさんと交流できるのがとても楽しい。いつもマリさんの話を聞いてわたしは大笑いしている。